MCCと呼ばれるスカイマークの特徴

日本の航空会社を分類するとすれば、スカイマークは、ソラシドエアやAIR DO、スターフライヤーなどとともに独立系航空会社に当てはまりますが、その一方でMCC(ミドルコストキャリア)と呼ばれることもあります。格安航空会社(LCC)は日本でも現在は広く浸透していますが、登場し出したのは2011年以降とそれほど歴史が古くはありません。欧米では日本よりもかなり前から運行が開始されていることから既に広く一般に普及しており、欧米人の格安航空会社の使い方には一定のパターンがあるのだといわれています。それは、ビジネス利用するならレガシーキャリア(大手航空会社)で、レジャーでの利用は格安航空会社で、というものなのだといいます。

驚くような格安さは、ありとあらゆるサービスをそぎ落としたからこそ実現できたものであり、多少のデメリットが存在するのは致し方ないのですが、ビジネスでの利用は極力控えるべきというのが一般的なのです。そして、そのよう割り切って個人の楽しみのために格安さを享受するのが欧米人流の賢い使い方だというわけです。

日本でレガシーキャリア(大手航空会社)に相当するのは全日空や日本航空などで、格安航空会社に相当するのはピーチ・アビエーションやジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空(Spring Japan)などです。LCCとはローコストキャリアの略で、serviceを省略することでコストを抑えているということであり、その意味からいえば大手航空会社はFSC(フルサービスキャリア)ということもできます。

そして、その中間といえるのがスカイマークで、前述のようにMCC(ミドルコストキャリア)とも呼ぶことがでるのです。全日空や日本航空などの大手ともなれば空港での待合や機内でもフルサービスが提供されるのはごく当たり前のことで、スカイマークのようなMCC(ミドルコストキャリア)では、高速バス並みともいわれる格安航空会社ほど安くはないものの空席状況により価格が変動することはなく、いつでも安定した比較的安い料金で航空券を購入できます。お盆や年末年始といった繁忙期ともなるとLCCよりもスカイマークや大手の方が価格が安いこともそう珍しくはないでしょう。また、スカイマークの機内サービスは大手以上のものが提供されているものもあるといった、他社とは一線を画した独自の路線を打ち出して特徴づけるなどしています。